年下の彼氏がたまに可愛くて面倒臭い




                                  ***【←】***

コンコンコン、と静まった夜の廊下にノックの音は意外と響く。

絶対にいるはずなのになかなか開かれないドアの前。なんとはなしにもう一度叩くが返事はない。
だからさらにもう一度。

コンコン、コンコン、コンコンコンコン――

細切れに叩いてみても、ドアの中は静まり返ったままだった。
おかしい。もしかして本当にいないんだろうか。
最後にもう一度と手を上げたところで、部屋の主がようやく姿を現した。

「寝てた?」
「寝てると思っての連打でしたか」
「だって、モブリットが来ないから」

どうしたのかと思ったんじゃないか。
私の返しに、モブリットは少しだけ困ったように眉を上げた。
私への就寝の挨拶は義務じゃない。けれど、会議や何かで夕方にきちんとした退室の挨拶を交わせなせなかった日に、モブリットが私を訪ねなかったことは今までなかった。
それは本当に単なる「おやすみなさい」だけだったり、ついでに話し込んでしまって朝を迎えたり、そのまま一緒に寝てしまったり、その後の経緯は様々だけど。
そんな彼が、まさか食堂での黙視確認だけで来ないなんて思わずに、珍しく眠気を感じる真夜中までまんじりともせず待ってしまった。
だけど待てど暮らせどやって来る気配のないモブリットに業を煮やして、私は自室を飛び出してきたというわけだ。
私の行動原理には、どこもおかしいことなんてない。
だというのに、モブリットの腰は何故だかひどく重そうだった。

「……入るんですか?」
「え? 入ったらまずいことしてた? 戻った方がいい?」
「………………いいえ。どうぞ」

すっかり入る気満々でいた私は、よっぽどしょげた顔をしてしまったのかもしれない。僅かに驚いた顔をして、モブリットは身体を横にずらしてくれた。
そういえば別に部屋の中まで入るつもりで来たわけではなかったと思い出したのは、勝手知ったる彼のベッドに腰を下ろした時だ。食堂では普通に見えていたモブリットの体調が、もしかして急に悪くなったのかと心配していたのは本当だから、無事を確認出来たならそのまま「じゃあまた明日」と言うべきだったのかもしれない。

「寝るところだった? それならごめん。邪魔したよね」
「いえ、別に」
「別にって?」
「いえ……少し、考えごとをしていて、その、すみません」

けれど妙に突き放したような、それでいて奥歯に物の挟まったような口調でよくわからない謝罪の言葉を口にしたモブリットに、私はムッと眉を寄せた。
いつもならこういう場合、当たり前のように隣に座るか、今日の出来事を促してきそうなモブリットは、私を招いた場所からそう変わらない場所に突っ立っている。まるで知らない場所で心細くなっている子犬のようじゃないか。私より背はあるくせに。なんだって彼の部屋で、彼が居ずらくなっているんだ。

「何? モブリット、何かあった? それとも私が何かした?」

身に覚えはないけれど、モブリットの態度からたぶん後者なんだろう。
彼の妙に私を見ようとしない雰囲気でそれを察しながら、私はあえて口に出してやる。そうすると一瞬慌てたように顔を上げたモブリットは、けれどすぐにまた自然を装って目線を逸らした。
装った時点で不自然だ。

「モブリット」

荒げはせず、はっきりとした発音でモブリットを呼ぶ。
長年部下をやり続けている彼の本能が、ぴくりと反応するのがわかる。

「……はい」
「ん」

けれど、これが上官命令ではないことを強調するために、私はあえて次の言葉を口には乗せず、自分の隣をポン、と叩いた。
最初こそ疑問で顰められたモブリットの眉が、ポンポン、と二回目の催促をすれば、微妙に不満な色を乗せたのを、私が見逃すとでも思っているのか。

「……失礼します」
「ここ君の部屋だろう。何に失礼してんだよ」
「……」

怒ったときと文句のあるとき、だんまりを決め込む彼の癖はよろしくないな。
渋々といった体で私の隣――とはいえ、人一人分をしっかり空けて座ったモブリットのすぐ横にすかさず間を詰めて座り直して言い詰めれば、彼は僅かに身を固くした。
ここでそういう態度はさすがにちょっと傷つく。

「……本当に嫌だった? それならごめん。今日はもう戻」
「違います」
「る――っわ!」

離れかけた私の腕が咄嗟に引かれて、私はモブリットに凭れるように引っ付いた。
こういう接触は別にかまわないらしい。むしろ「大丈夫ですか」なんて気遣いまで見せられて、私は唇を尖らせた。
大丈夫か聞くよりも先に、私の質問に答えて欲しい。

「嫌じゃないなら何なの。本当に私何かした? 考え事って何?」
「それは……」

ぐいぐい迫って問いつめてやる。と、モブリットの眉が困ったように下がった。これは怒っていない証拠だ。
なら、いったい彼の不満の原因は何だ。
だんまりを決め込むモブリットは、私を突き離しはしなかった。

「それは?」

それどころかバランスの悪い姿勢のままで更に答えを迫った私の腰に手を添えて、モブリットは困ったような眉のまま、私の唇を下から奪った。

「……」
「……」
「………………はあ?」

何だそれ。何なんだそれ。何で今この状況でいきなりキスした?
意味が分からず、これでもかというほど眉を寄せて低い声を出してしまった私から、やはり困った顔のまま視線を逸らしたモブリットがぼそりと言った。

「距離が、近いなと」
「……いやいやいや。今最後の距離を詰めたのはモブリットだろ」
「そうじゃなくて。――あなたと他人との距離が、です」
「他人って? モブリット?」
「俺以外です。例えば……団長、とか」
「は?」

何でそこでエルヴィンが出てくる。
欠片も気配のなかったいきなりの登場人物に、私は間の抜けた声を出してしまった。少し考えてみたけれど、言われるほど近いとも思わない。そんなことを言ってしまったら、リヴァイだってミケだって、ナナバもゲルガーもリーネだって私はずっと同じ距離だし、ケイジとなんてつい最近出会い頭にぶつかってもう少しで事故チュウもかくやという距離だった。すぐに気づいて「大丈夫ですか!?」と両頬を挟んで無事を確認してきたモブリットとの距離の方が断然近かった自信がある。
けれど、そういうことではないらしい。
訝しむ私からモブリットは視線を逸らしたままでボソリと言った。

「分隊長は団長や兵長達と本当に何もなかったのかな、とルドルフに聞か」
「ぶふぉ!」
「……あんたね」

あまりにも突拍子もない内容に、私は言葉の途中で思い切り噴き出してしまった。
キスをした距離のままでいたモブリットが、眉を顰めて袖口でぐいっと顔を拭う。申し訳ないとは思うけれど、どうしたって笑いが込み上げて止まらない。
なんだそれ。ぶっは。笑う。笑いすぎてお腹が痛い。

まあ確かにリヴァイとは仲が良いし、一応男女だし、あの仏頂面で言葉足らずの意図を解すことが出来るようになっている私は、そういう意味で言うなら距離が近い。だけど同じ意味で、エルヴィンとの距離の近さで言えば私はリヴァイに適わないし、ミケにも遠く及ばない。リヴァイの翻訳機能で言えば、モブリットだって似たようなもので、今ならたぶんペトラの方が上だと思うことだってある。
それを悔しいと思うより微笑ましいと思うし、断然ニヤけて揶揄したくなる。

「いや、だって、あの二人と……ぶっは! ふ、っくくく、何するんだよ!」

エルヴィンとだって、私はそのルドルフとやらに何がどうなる可能性があったと思われていたんだ。
マリーさんとの恋の話を揶揄しても期待通りの応えをくれたためしはないからついナイルにその矛先を向けてしまいがちだけれど、所詮そんな話を軽口で出来てしまう仲ということだ。私はエルヴィンを信頼していて尊敬しているし好きだけれど、それ以上の感情を持ったことも、関係を考えたことだってない。

今モブリットに言われて初めて、よくある恋愛シチュエーションに二人を当て嵌めてみようと努力してみたけれど、壁ドンの辺りで思考の中ですら引きつけを起こして抱腹絶倒しているところだ。
そんなこと百も承知のはずのモブリットが何を今更言ってるんだか。

「お? 何? 嫉妬?」
「そこまでおもしろいと思えるほど心が広くなくてすみません」
「え? あれ? モブリット? おーい」
「…………」
「え? マジで?」

頑として視線を合わせてくれないモブリットの顔を笑いながら覗き込もうとしたら、あからさまに顔ごと背けられてしまった。
そんな今更――え? なんで? 今更そこ?
エルヴィンとの出会いなんて一兵士と先輩以外の何ものでもなかったし、リヴァイがこの兵団にやってきた時も、それからも、いつもほとんど全部を一緒に見てきたくせに、そんなことを思っているなんて素振りなかったじゃないか。そもそも、まさかそんなことで彼が嫉妬を抱くなんてことを考えもしていなかった。

「モブリット、それって冗談」
「そうですね」
「ええー……」

あまりに予想外なモブリットの態度に珍しく戸惑っている自分を感じる。
私が何かしたわけじゃない。だから謝る必要性は感じない。
だけど、私の言動の何かで彼を悩ませていたのだとしたら、熟慮する必要は感じる。今後の、良好な関係の為に。

「あー……モブリット?」

名前を呼んでも答えてくれないモブリットは、怒っているのか。でもそんなのお門違いもいいところだ。
仕方なしに、私は、ギ、と少しだけモブリットの方へ体重を傾けて、彼の腕をシャツの上からつついてみる。
これは振り払われない。じゃあ、シャツを引っ張ってみても大丈夫そうだな。

「モーブリットー?」

よし。大丈夫だった。でもまだ彼はこちらを見ない。

「いや、でもさ、どうもなるわけないだろう? ていうかその頃もう君もいたろ?」
「感情に時間は関係ありませんし」
「ならモブリットもそんなふうに思ってたんだ? 私が彼らとどうにかなってたって?」
「欠片も思っていませんでしたけど、周りから見たらそうだったのかなと」

単純に人に言われたから、だなんて短絡的なその返しにムッとする。
モブリット自身が思っていなかったなら別にいいじゃないか。
そういう方面では疎い自覚のあるだけに、私が無意識に何か不手際をしていたのかと思っていたが、どうやらそういうわけではなかったらしい。
モブリットらしくない。もっと言えば、私をなんだと思ってるんだ。
それでも先に不機嫌になってしまったモブリットのシャツを仕方なく執拗に引っ張ってみる。

「いや、あのさあ、普通に考えてないだろ。邪推もいいところだよ。そんなことくらいでどうにかなるんなら、エルヴィンなんてモブリットとだってどうにかなってないとおかしいくらいだし、そもそもリヴァイなんて私を基本近づけさせてくれてなかったじゃん。むしろ私はリヴァイと君がただならぬ関係になったんじゃないかと思った夜の方が多かったと思うんだけど」

エルヴィンの身体的な距離の近さはおそらく私とそう大差ない。
心のどこかに透明な壁を纏っているから精神的な距離を詰めるのは容易ではないけれど、彼の部下へと向ける献身さと残酷さは背中合わせだと思っている。
リヴァイに関しては言ったとおりだ。
どこから来たのかもわからないまま、彼の面白い人物像と立体機動の腕前に興味を引かれ、つきまとっていたのは私だけだ。それを時になだめ、時に先回りして情報を仕入れ、そうして気づいたら私より先に酒を酌み交わして二人だけの秘密事を共有するようになっていたのはモブリットの方だったくせに。
姿の見えないモブリットを探していたら、リヴァイを肩に寄りかからせて頭をくっつけて寝ている二人を見つけた時の私の衝撃を教えてやりたい。

「俺がどうにかなるわけないじゃないですか。それともなっていてほしかったですか」
「何でだよ。じゃあモブリットは私が彼らとどうにかなっていてほしかったって?」
「…………」
「否定しろよ! 感じ悪いなあ!」
「すみませんね」

けれどやはり頑固にこちらを見ないままそう言ったモブリットの声は、今度は完全に拗ねていた。珍しい。聞き間違いじゃないよな? 嘘だろ? モブリットが妬いて、勝手に拗ねた? こんなことで?

「……え? 何? 今度は拗ねたの?」
「…………」

と、さすがにストレートに言い過ぎたらしい。
無言で立ち上がりかけたモブリットに慌てて腕をぐいっと引く。
どうにか引き止めに成功した彼は、乱暴に私の隣に腰を落ち着け、そこで初めてほんの僅かに目を合わせた。
けれども口は引き結んだまま。しかもまたすぐに視線を逸らす。
可愛いけど可愛くないな。多少のヤキモチは可愛いものだと前にナナバが言っていたけど、あんまりしつこいとそうも思えなくなってくる。こちらにだって考えがあるぞ。いつまでも大人しく宥めてやると思うなよ。

「あのさあ。もしもエルヴィンに近づくなって言われたとして、何か作戦上でやらかしたかなって真剣に考えるし、リヴァイに言われたんなら、ああはいそうですかひっどいなーってなるけど、モブリットに言われたら結構本気で何でって思うし、実は結構傷つくよ?」
「…………」

無言で目も合わせてくれないとか、それも結構傷つくんだけど。
察しろよ。何で自分だけ拗ねてるんだよ。
第三者のくだらない意見でどうこうなるような関係だったか? そうじゃないと思っていたのは私だけか?
酒も入っていないはずのモブリットが、ここまで頑なに拗ねるなんて、私はそこまで彼らに近づいたりしていただろうか。
さすがに我が身を振り返り、けれども自分ではよくわからない。

そもそもモブリットだって、ナナバと鼻つき合わせて算段をして、ミケからつまみ上げられていたことだってあったじゃないか。ペトラと話をするときに、少し屈んで声を拾ってあげるような仕草を見ても、私が何も思わないとでも思っているのか?
ふざけるな。お互い様だろ。友人や部下や、先輩や後輩や、上官や貴族や、それに状況も加味されて、対応なんて様々だ。

「君には近づかせてほしいって、私が思ってるんだけど」
「…………」

モブリットだって、私にそう思っているだろう?
それくらい知ってる。わかってる。
だから、ナナバやリーネやペトラや、他の誰と近いことがあっても、多少思うところがあったって、私達は私達の距離でいられる瞬間に全て忘れることが出来るんだ。
でも今はちょっとその距離が遠いと思うんだけど。

私はひとつ息を吐くと、ギ、とベッドを軋ませて立ち上がった。
モブリットが僅かに動く気配がする。
強情だなあ。知ってたけど。
私はもうひとつ息を吐いて、逃げようとするモブリットの前に回りこんだ。

「モブリット、こっち見て」

まだ見ない。
頑なに視線を合わせないのは、たぶん目は口ほどにものを言うからだ。
初めに彼の気持ちに気づいたのだって、いつもと違う視線に絡めとられたからだった。彼の目は驚くほどに雄弁だった。私が思わず照れて見返せないことだってあったくらいに。

「近づいたらダメ?」
「…………」

ベッドサイドに、いつもで立ち上がれるようにか浅く腰掛けているモブリットの前で膝に手を付き、身を屈める。小さい子供と対峙しているみたいな気分だ。子供なら頭を撫でてキャンディの一つもあげればいいのかもしれないけれど、あいにく彼は子供じゃない。だから大人のやり方で、甘やかしてみようと思う。

「失礼するよー」
「ちょっ」

おもむろに膝の上に乗り上げれば、さすがのモブリットも私を見た。
退かそうとする手を取って腰に回させ、私もモブリットの首に腕を回して至近距離から顔を覗く。
戸惑う彼の瞳の中に自分の顔がちゃんとあるのを確かめて、私はコツンと額を合わせた。

「近づいたらダメなの何で?」
「……………臭いからです」
「ひっどいな!?」
「退いてください」
「やだね!」

上っ面でそんな言い訳を使うなら、もう我慢してなんかやらない。
わかった。決めた。
私はムッとしたままモブリットの唇をぱくりと奪った。
さっきこの部屋に来たときに、モブリットが不意打ちで私にしたことだ。

「な」
「距離が近いって、こういうことなんじゃないの」

驚いたように目を瞠った彼の首を引き寄せて、もう一度パクリと唇を食べる。

「そ」
「こんなこと、君としかしてない」

反対側に首を傾げて小刻みに二回のバードキス。
くしゃりと髪に手を差し入れて、鼻を合わせて。

「ま」
「モブリットも、してよ」

一方的に縮める距離じゃ物足りない。友人と触れ合う距離じゃ満たされない。
そういう部分を埋められるのは、私にとってモブリットだけだし、モブリットにとっても私だけでいてほしい。
と、不意に腰に置かれただけだった手が、ぐいっと私を抱き寄せた。
身体を支える左手はそのままに、右手が上がったと思ったら、モブリットの身体に私は強く拘束される。

「わっ」

痛いくらいの抱擁は突然だった。
バランスが崩されて、思わず突っぱねるように手に力を込めてしまえば、モブリットの拘束が強まる。不本意ながらもがくような格好になってしまったせいで、ベッドがギシギシと不規則に鳴った。
臭いからダメとか言ったくせに、釈明なしにこの距離だ。
今までの頑なさが嘘のように、腰を抱き寄せ髪を撫で、彼の鼻先が首筋をなぞる。
火を灯すような甘く激しい唇に肩から耳朶までを何度も執拗に往復されて、跳ねてしまった動きさえしっかりと捕まえられては逃げられない。
唇にはまだ。でも、それだけの刺激で息が上がる。
時たま我慢がきかないとでもいうかのように舌先のぬめりを感じる肌が泡立って、胸の奥と下腹部がジンと甘い痛みを訴えかけてくる。
ほら。こういう気持ちはモブリットじゃなきゃ無理なんだ。

「モ、……リット、もっと、」

して、と吐息に乗せて、目の前の耳に歯を立てる。
は、と息を漏らしたタイミングで、モブリットが私を一際強く抱き締めた。

「――くっそ」

恋人のかわいいリクエストに対してそれかよ。
まだ唇にしてくれない不平不満を丹精込めて、私はそのままモブリットへと体重をかけて押し倒した。
してくれないならこちらから。
こういうことだって君にだけだ。

今度ルドルフに会ったら言ってやればいいじゃないか。
もっと距離が近いのは俺だし、あの人は俺しか見ていないよとでも。
あと、俺もあの二人と実は距離が近いんだとでも。

「モブリット」

くだらない意見に振り回されて会いに来ないとかふざけるな。
君に関して漏れているらしい私の独占欲を思い知れ。

「距離、足りないってば」

上に乗って、拘束して、貪る唇に夢中になっている隙に、いつの間にやらベルトを外されていたことに気づいた私が、そのまま反転されたのは、それからほんの十数秒の後だった。


【END.】


2016/05/23『モブハンでキスの日』


嬉しい続きタグをいただいたので、モブリットVer.の続きが出来ました。調子に乗りまくりキング!いえあ!