Just Keep on Walking.
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「おはようございます、分隊長」
「おはよう、モブリット」
早朝の太陽が地平線のすぐ下を未だくすぶり、目映い光はいつ大地を焼かんとじりじりタイミングを伺っている。
長く短い普段の一日が始まる気配がする。
誰も口には出さない期待と不安の入り交じった壁上で、いつもの彼といつもの挨拶を交わし、視線を合わせ、頷き合った。
「さあ、行こう」
「はい」
そこに感じる、いつもの空気。
いつもある。いつも見ている。前に進める。その為に、前を向く。
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